世界経済に影響する保護主義に思う
ここ数日、某新聞に特集で、世界経済の実情を掲載していた
アダムスミス・ジョンケインズ等の経済学者の論をベースに
専門家が論評している。大まかには、世界はグローバル化が
進捗しているのに、現在の世界のリーダーは、保護主義化が
顕著にでてきている。保護主義+大衆迎合主義である。
文化レベルでは、世界の垣根はなくなって来ていおるのに
政治・外交の世界で内向き傾向で、文化交流・人的交流から
見れば真逆なアンバランスな世界外交の不安定さを訴え
その原因を、資本主義の有様を問題視している。本来経済・政治
のその使命は人・自然・安心安全を創りだし、人間の幸福の為に
その使命があるのに、企業家・投資家・政治家という権力者の
為に有るようにみえ、その差が大きくなり、国・地域・企業・個人
が勝ち負けの結果を生み、テロに通ずるとある。資本主義は栄えすぎて
滅びるともいわれ、マルクスは資本主義は行き詰まる。との説が
来ているように思えてならない。資本主義制度の中で、社会保障を
平均にいきわたるシステム、ベーシックインカムを考えて欲しいと
個人的には思う。そうすれば最低の生活が保障され、心にゆとりが出来
次のステップへ向かう人も出ると言う。カナダ・フィンランドが昨年から
一部地域で実験している。現在のわが国では、100兆円の社会保障金
であるそうだ?其のうち30兆円が医療福祉残りの60兆円を、一億二千万
の国民に分配すると、4万5000円だそうだ、3人家族では13万五千円
となる。(あらゆる年金・生活保護は無くなる)
でも遠からず、ベーシックインカムが導入されることを個人的には望みます。